CFWリカバリーモード解説 |
CFWにはリカバリーモードなるものがあります。 リカバリーモードは全て英語表記の為よくわからない項目もあると思いますので ここでCFW3.52M33-4で解説したいと思います。 CFW導入済みのPSPで "R" を押しながら起動してください。 *メインメニュー* 上記のような画面になったと思います。 十字キー↑↓で移動し、"X" で決定です。 "Enabled"が有効"Disadled"が無効と認識してください。 ■ Toggle USB PCにUSB接続します。 "X"を押すと、下に"enabled"と表示され、挿入しているMemory Stickの内容がPC上に表示されます。 もう一度"X"を押すと"disadled"と表示され、USB接続が切断されます。 ■ Configuration -> CFWの各種設定を行います。 内容の解説はこちら ■ Run program at /PSP/GAME/RECOVERY/EBOOT.PBP ms0:/PSP/GAME/RECOVERY/EBOOT.PBPに保存してあるプログラムを起動します。 基本的にリカバリの為の機能で、リカバリツールなどを保存しておきます。 ■ Advabced -> Advanced メニューを開きます。 USB経由でPSPの内臓flashにマウントすることができたりするメニューです。 内容の解説はこちら ■ CPU Speed -> CPUのクロック周波数を変更できます。 内容の解説はこちら ■ Plugins -> 各種プラグインの有効("Enabled")、無効("Disadled")を設定します。 ■ Registry hack -> レジストリを変更できるメニューです。 内容の解説はこちら ■ Exit リカバリモードを終了しXMBに戻ります。 *Configuration* ・Skip sony logo PSPを起動する際、効果音とともに"Sony Computer Entertainment"のロゴが出ると思います。 "Enabled"を選択すると、次回起動時からロゴが出なくなり、直接XMBに移行します。 "Disadled"で、起動時"Sony Computer Entertainment"のロゴが表示されます。 ・Hide conrrupt icons この項目を"Enabled"にすると、破損ファイルが非表示になります。 ・Game folder homebrew GAMEフォルダ(ms0:/PSP/GAME)の動作カーネルを指定します。 これを"3.xx kernel"に指定すると、GAMEフォルダに保存してあるhomebrewは、3.xxカーネルで 動作しようとします。 自作ソフトが起動できません!って嘆く方の大半はここに原因があったりします。 3.xx に設定しても、GAME150フォルダに保存してあるhomebrewは1.50カーネルで動作します。 "1.50 kernel"に設定すればGAMEフォルダに保存したhomebrewは1.50カーネルで動作しようとします。 PSP-2000では1.50の項目はありますが、1.50カーネル非搭載の為、3.xxカーネルのみ選択してください。 ・Autorun prgram at /PSP/GAME/BOOT/EBOOT.PBP この項目を"Enabled"にして、ms0:/PSP/GAME/BOOT/に、EBOOT.PBPを 保存しておくと、PSP起動時に自動起動することができます。 ・UMD Mode ISO又はCSOを起動する際のドライバを指定します。 Nomal -UMD Required- このドライバを指定してISO又はCSOを起動する時は何でもいいので何か適当なUMDをドライブに 入れておきましょう。再現性は最も高くほとんどのISOイメージが再現されます。 M33 Driver -NO UMD- M33製のドライバです。UMDなしでISO又はCSOを起動することができます。 Sony NP9660 -NO UMD- Sony純正ドライバに少々手を加えたもので、UMDなしでISO又はCSOを起動することができます。 -NO UMD-の中では最も再現性はよいと思います。 UMDの回転音が鬱陶しいから入れたくない!ってかたはこのドライバを使用するといいでしょう。 OE isofs legacy -NO UMD- 上記2つが優秀なドライバの為、影が薄いドライバです。 UMDをドライブに入れなくても、ISO又はCSOを起動することができます。 ・Fake region PSPの使用地域を変更することが可能です。 例えば、アメリカではFW3.90からskypeが実装されましたが、日本では諸事情により、実装が延期されてしまいました。 Fake regionのコードを"America"にすると、ワンセグのアイコンが消え、skypeのアイコンがXMBに表示されます。未確認ですが、正常に使用できるらしいですね。 ・Free UMD region "Enabled"にすると、UMD VIDEOの地域コードをフリーにします。 ・Hard Reset on homebrew "Enabled"にすると、ハードをリセットしてからhomebrewを起動するようになります。 ・Use VshMenu この項目を"Enabled"に設定して、XMBでセレクトボタンを押せば、VshMenuが使用できます。 ・XMB Usb Device この項目は、XMBのUSB接続を使用した際のアクセスする場所を指定できます。 "Memory Stick""flash0""flash1""flash2""flash3""UMD"が指定できます。 *Advanced* ・Advanced configuration -> これを選択すると、以下の項目が現れます。 "Plain modules in UMD/ISO" サインコードの無いISO又はCSOを起動する際有効("Enabled")にしておく必要がありますが、 それ以外は基本的に無効("Disadled")にしておきましょう。 "Execute BOOT.BIN in UMD/ISO" 有効("Enabled")にすると、UMD/ISOをEBOOT.BINではなく、BOOT.BINから起動するようになります。 上記の"Plain modules in UMD/ISO"が有効になってないと意味がありません。 ・Toggle USB (flash0) PSPをPCにUSB接続した状態で、この項目を有効("Enabled")にすると、PSPの内蔵flashの"flash0"を PCにマウントすることができます。 flash0とはCFWやFWがインストールされている場所なので、不用意に変更すると PSPが再起不能になる可能性があります。バックアップは必ず取りましょう。 PSPに何かしらのメモリースティックを挿入しておかないとマウントできず、 有効にした際フリーズします。 有効のとき、もう一度 "X" で選択すると"Disadled"となりUSB接続を切断できます。 ・Toggle USB (flash1) PSPをPCにUSB接続した状態で、この項目を有効("Enabled")にすると、PSPの内蔵flashの"flash1"を PCにマウントすることができます。 flash1は主にに個人設定などが保存され、フォーマットすると初期設定状態に戻ります。 フォーマットする際には下記の"Format flash1 and reset setting"を選択しましょう。 PSPに何かしらのメモリースティックを挿入しておかないとマウントできず、有効にした際フリーズします。 有効のとき、もう一度 "X" で選択すると"Disadled"となりUSB接続を切断できます。 ・Toggle USB (flash2) PSPをPCにUSB接続した状態で、この項目を有効("Enabled")にすると、PSPの内蔵flashの"flash2"を PCにマウントすることができます。 PSPに何かしらのメモリースティックを挿入しておかないとマウントできず、有効にした際フリーズします。 有効のとき、もう一度 "X" で選択すると"Disadled"となりUSB接続を切断できます。 ・Toggle USB (flash3) PSPをPCにUSB接続した状態で、この項目を有効("Enabled")にすると、PSPの内蔵flashの"flash3"を PCにマウントすることができます。 PSPに何かしらのメモリースティックを挿入しておかないとマウントできず、有効にした際フリーズします。 有効のとき、もう一度 "X" で選択すると"Disadled"となりUSB接続を切断できます。 ・Format flash1 and reset setting 選択すると、Formatting flash1・・・となり、PSPの内蔵flashの"flash1"をフォーマットします。 見た目にはXMB/本体設定/設定の初期化と同じ効果です。 フォーマットが終わるを再起動され、電源が入るとCFW3.52M33-4では以下のようなブルースクリーンになります。 "O"を押すとまた再起動し、初期設定画面になりますが、心臓に悪いので、あんまり見たくないですね。 色々試してはみましたが、CFW3.52M33-4ではこうなってしまいますがCFW3.90M33ではブルースクリーンにならずフォーマットが完了するようです。 *CPU Speed* ・Speed in XMB XMB時のCPUクロック周波数を20Mhz〜333Mhzまで変更することができます。 "Default"は222Mhzです。 ・Speed in UMD/ISO UMD又はISO/CSO起動時の時のCPUクロック周波数を20Mhz〜333Mhzまで変更することができます。 "Default"は222Mhzです。 *Registry hack* ・Button assign "○"ボタンと"×"ボタンの機能を反対にします。 日本は基本的に"○"が決定ボタンですが。海外は"×"が決定ボタンだったり しますから、混乱します。 ・Activate WMA ネットの認証無しにWMAの再生機能を有効にします。 ・Activate Flash Player ネットの認証無しにFlash Playerを有効にします。 |