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PSP

PSP(PlayStation Portable)とはソニーから2004年12月12日に発売された携帯型ゲーム機。 2007年9月20日に軽量・薄型化された新型PSP、PSP-2000が発売されています。
今現在(2008年1月)の時点では、PSPの性能を超える携帯型ゲーム機は存在しません。
最大で1.8GBの容量を持つUMDをメディアとし、Memory Stick Pro Duoを採用。 ゲームだけではなく、Memory Stickを通して動画や画像、音楽を再生することができ、 更に、独自のインターネットブラウザを搭載し、無線LAN機能により、サイト閲覧やファームウェアのバージョンアップ、 ロケーションフリープレイヤーとしても使用可能と非常に多機能端末でもあります。 ファームウェアのアップデートにより様々な機能を追加することも可能です。

PSPを活用しよう

PSPもその高性能さ故、格好の改造対象として弄り尽くされてきました。
そのかいあって、今現在でリリースされているゲーム機のほとんど(次世代ゲーム機は対象外)がPSP上で
エミュレートできたり、UMDのイメージをPSPで吸出し、そのバックアップからゲームが起動できたりします。
しかしその素晴しい機能も純正のアップグレードしてしまったファームウェアではほとんど発揮できません。

そこで、今回そんなことをできるPSPに改造してしまう手順を紹介しまおうという訳です。


用意するもの

■PSPを用意してください。


これが無いと始まりません。
新型PSP-2000 も軽くていいですが、ある程度制限があります。(理由はのちほど)
改造に適しているのは、やはり旧型PSP-1000ですね。

■Memory Stick Pro Duo
UMDのゲームは圧縮しても、大体1GB程度あります。大容量の物を推奨します。
私は4GBを使用していますが、特に不便は感じませんね。
大容量ゲームを大量に持ち歩きたい!って方は8GB を購入してみてはいかがでしょうか。
メーカーはマジックゲート対応のソニー製又はサンディスク製を購入しましょう。

■パソコン
パソコンに関しては何でも構いませんが、OSはWindowsXPを推奨します。
USBポート必需。
まぁパソコンからPSPへデータを転送できるならば、まんが喫茶とかでも構いませんが。

■周辺機器
パソコンにMemory Stick PRO Duoを読み込ませる必要があります。
USBケーブルでPSPを直接パソコンに繋いでもいいですが、 メモリーカードリーダーなるものがあると非常に便利です。 3000円程度で購入できるのでおススメです。

■パンドラバッテリー →パンドラバッテリー作成、使用方法
パンドラバッテリーとは、Memory Stick Pro Duoに改造を施したMagic Memory Stickと
PSPの純正バッテリーに改造を施したJigkick Batteryを指します。

非常に便利なツールで、ダウングレードからカスタムファームウェアの導入まで出来てしまいます。
PSP-1000で、ファームウェアが3.50以下ならばダウングレーダーによる改造も出来なくもないですが、
なかなか手に入らない北米版GTAやルミネスが別途必要になってきたりします。
できることならば、パンドラバッテリーを入手しましょう。
ちなみにPSP-2000の場合パンドラバッテリーが無いとCFWの導入などの改造は出来ません。



本サイトでも作成方法の紹介はしていますが作成には、別途1.50カーネルのPSP、
又はカスタムファームウェア導入済みのPSPが必要になってきます。
それがないと作成不可能な為、ほとんどの初心者のかたがここで心折れます。

パンドラバッテリー入手方法

■知人や友人にCFW導入済みのPSP持っている人がいれば作ってもらう。
 一番無難な選択だと思います。
 このサイトを参照して頂ければありがたいです。

Amazon で購入
 マジックメモリースティックが作成できる環境があれば、
 一番手っ取り早いです。

  
PSP-1000をダウングレードする

ダウングレードとは、PSPのファームウェアのバージョンを1.50下げることです。
なぜ下げる必要があるかというと、PSPの初期のファームウェアには、未署名コードが実行できてしまうという 致命的なセキュリティーホールが存在する為です。
そのセキュリティーホールをついて自作ソフトを動かしてしまおうと言うわけです。
つまり、ダウングレードさえすれば、さまざまなツールやエミュレータなどがPSP上で遊べてしまう訳です。
新型PSP-2000に関しては、カスタムファームウェアの導入可能ですが、PSP-1000のようにFW1.50に ダウングレードすることはできません。
大抵の有名どころのアプリケーションはPSP-2000用に作り替えられているので、あまり心配することはありませんが、 PSP-2000では1.50カーネルを要求するアプリケーションを動作させることができません。
カスタムファームウェアさえ導入すれば、PSP-2000用のアプリケーションを動かすことが可能です。

PSPの初期のファームウェア(FW1.50)でできること

エミュレータの導入
 ファミコンから64、PS1等様々なエミュレータが導入できます。
自作ソフトの起動
 様々なアプリやツールが動きます
カスタムファームウェアの導入
 正規ファームウェアに改造を施したものです。
 "カスタムファームウェアを導入する"で詳しく紹介しています。

パンドラバッテリーでのダウングレード

■PSP-1000
全FW→FW1.50
全FW→CFW3.72M33-2

■PSP-2000
FW3.60→CFW3.60
全FW→CFW3.72M33-2

カスタムファームウェア(CFW)を導入する

カスタムファームウェア(CFW)とは、既存の正規ファームウェアに手を加え、FW1.50の状態を保ちつつ、
元となったファームウェアの最新機能も使えるようにカスタムしたファームウェアです。


導入するメリット

■FW1.50の状態を保ったままPSPのFWを最新の状態にする事ができる。
■UMDがなくてもメモリースティックから起動可能。
■PSPでPlayStationのソフトがプレイできる。
エミュレータ等の自作ソフトが起動可能。
■CPU速度を変更できる。
■WMA FLASHがネットの認証なしで再生可能。
■リカバリーモードの起動。
■各種プラグインの導入(チートやUSB充電、スクリーンショット等)

大きくメリットがあるものでこれくらい、他にもCFWでしかできないことがたくさんあります。

逆にデメリット

■カスタムファームウェアの導入はPSP本体の内蔵flashを書き換える為PSPを壊す可能性がある。
■改造している為ソニーの保障がうけられない。
■バージョンによってはバグ持ちの可能性がある。
■作業は全てにおいて自己責任。

ご覧のとおり、うまく導入できれば、圧倒的にメリットのほうが多いです。
導入方法については各項参照


■カスタムファームウェア
3.52M33(PSP-2000不可)
|└3.52M33-4
3.60M33(PSP-1000不可)
3.71M33
||└3.71M33-4
|└1.50カーネルアドオン
3.80M33
||└3.80M33-5
|└1.50カーネルアドオン
3.90M33
 └1.50カーネルアドオン

導入が完了したらリカバリーモードのセッティングをしましょう。
CFWのリカバリーモードの解説はこちらを参照ください。

ISO/CSOを起動する

CFWは導入できたでしょうか。
CFWを導入したら、PSPその恩恵を十分に発揮して頂きましょう。

いろいろやりたいところですが、まず手始めに、お手持ちのUMDゲームをバックアップをしましょう。
やり方は使用するツールによってさまざまです。
各記事にて手順を紹介しています。

USBSSS
CFWリッピング機能

やり方はいろいろありますが、最終的には同じ"ISO"が出来上がります。
ISOファイルができたら、Memory Stickに転送します。
まずPSPをPCにUSB接続又はMemory Stickを直接カードリーダー等で読み込んでください。

PSPやらVIDEOやらMUSICやらのファイルが出てきたと思います。
そのディレクトリ(ms0:/)にISOというフォルダを新規作成します。


そのISOフォルダに先ほどバックアップした 〜.isoファイルをコピーします。
以上で完了。XMBの"メモリースティック"を確認してください。




いいですよね〜ISO起動。
電池持ちはよくなるし、読み込みは早いし、かさばるUMDを持ち歩かなくてもいいし、
至れり尽くせりですね。

しかし、ゲームにもよりますがISO容量は半端じゃない。
PSPのUMDは最高で1.8Gの容量があります。
1.8Gもあったんでは4GのMemory Stickを使用しても2本位しか持ち歩けません。

そこで、ISOファイルをCSOファイルに圧縮しましょう。

使用するツールは
CiSO Converter v1.00 GUI v0.65

CSOファイルに圧縮できたら、ISOファイルと同じようにms0/ISOフォルダにコピーしましょう。
圧縮率は最大圧縮9に設定しても大体2/3程度です。ソフトによっては1/2程度に圧縮できることもあります。

PSPに各種エミュレータ、自作ソフト(homebrew)をインストールする

何度もくどいですがFW1.50及びCFWは自作ソフト(homebrew)、各種エミュレータを起動することができます。


各ソフトによって導入方法も異なりますが、基本的には、ダウンロードしたソフトをms0/PSP/GAMEのフォルダに コピーすることによりインストールできます。
各ソフトごとにダウンロード、インストール手順、操作方法を紹介しています。

PSP用ゲームエミュレータ
├ファミコン
|└NesterJ
├スーパーファミコン
|├Snes9xTYL 0.42
|├Snes9xTYL 0.42 for PSP Slim
|└Snes9xTYL 0.42 me for PSP Slim
├Nintendo 64
|└Daedalus_R13
├Game Boy
|└RIN Ver1.32
├Game Boy ADVANCE
|├GPSP v9
|└UO_gpSP_kai
├PlayStation
|├popstation v4
|└popstation v5
└PlayStation(ディスクチェンジ対応)

■自作ソフト
└PSPfiler


















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